口臭治療
◆ 食品と口臭
どのような食品が口臭の原因になり、どのような食品が口臭を抑制するのかを知る事は大切です。
■口臭の原因になる食品・防止する食品
口臭防止に最も重要な事は、規則正しい食事習慣と、野菜を沢山食べることです。
最も重要なのは朝食です。しっかり朝食をとる事が口臭防止の第一歩です。
歯ごたえのある根菜類などを多く食べる事が咀嚼回数を増し健康な咀嚼能力の回復と自律神経系の調整に大いに役立っています。
昔どこかで聞いた事ありませんか?
『良い歯で、良く噛み、良い体!』
何でも、好き嫌いなく食べる事は全ての健康維持の基本です。
やはり、健康的な食生活が最も大切ですね!
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また、適量の水分摂取も重要で、平常時に唾液の量を十分に確保する事を忘れないようにしましょう。
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但し、ここで、最も重要な事は、炭酸系飲料・柑橘系飲料・砂糖を多く含む飲み物を飲み過ぎない事です。
これらは、口の中を酸性に傾かせ、虫歯の原因になるばかりか、唾液が少ない場合には口の中をいつも安定した環境を保つ事ができなくなり、口臭を起こしやすい環境を作ります。
水分の摂取には、お水かお茶が一番無難ですね
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野菜、豆類、乳製品、納豆、ヨーグルト、漬物、野菜、穀類、海藻、豆類、果物などは口臭防止に役立つ食品と言えるでしょう。
しかし、納豆と乳製品、漬物などは、食べた後、逆に独特の口臭の原因になる事は経験上御存知の事と思います。
すぐに歯みがきをする必要がありそうです。
口臭の原因になりうる食品としては、スナック菓子、ファーストフード、牛肉、豚肉、鳥肉、卵など動物性食物、脂肪分の多い食品、砂糖、チョコレート、はちみつ、マスタード、ペッパー、カレー、コーヒー、アルコール、にんにく、生の玉ねぎ、生ねぎ、ある種のチーズなどが挙げられますが、程度・量の問題です。
頻繁に比較的大量に摂取しすぎないように心がけましょう。
これらの食品は摂取後、暫くして口臭の原因になり得ますので、デートの前や大切な商談の前などには避けた方が良いかもしれませんね。
もし、専門家から指導されても、きっと食事に関してはなかなか実行できないのではないでしょうか?
仮に2~3ヶ月続けられても、次第に元に戻ってしまって、結局はよくある「必ず失敗するダイエット法」と同じ事になってしまいそうですね。
これを防ぐには、ひとつひとつ出来る事からやってゆくのです。何でも良いと思います。
たとえば、今までお昼に食べていた『ミックスフライ定食』の付け合せのトマトをいつも残していたのなら、それを食べるのです。
たとえば、『とんかつの○○』に行ってトンカツ定食を注文したら、必ずキャベツのおかわりをするように習慣づけるのです。(ちなみに、私は2回以上キャベツのおかわりをします。)
たとえば、飲みに行ったら、出されたニンジンスティックやきゅうりスティックやセロリを優先的におつまみとして食べるのです。
たとえば、昼食をそば一杯で済ませていたのなら、ついでに野菜サラダを注文して、お薬だと思っていっしょに食べるのです。
明日からではなく、今すぐ実行に移しましょう。明日からと思っていたらいつまでたっても始められませんよ!
こうして、次第に少しずつ努力して習慣がついてしまえば、バランスのとれた、品目の多い食事がとれる様になるとは思いませんか?
小さな努力の積み重ねが大切です。
まず、出来る事から積極的に実行に移す事が大切です。
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