さて、ここからが本当は私が皆様じっくり読んで頂き、ホワイトニングをお勧めしたい真の理由を理解して頂きたい部分です。
ホワイトニング効果の持続期間は、平均して三回のオフィス・ホワイトニング治療後で10ヵ月 から1年程度です。
なぜ効果が後戻りしてしまうのかという理由については、ホワイトニングのメカニズムで述べたとおりです。
オフィス・ホワイトニングだけで、白い歯を維持・管理していくためには、ホワイトニングの効 果がなくなり始めたころ、追加のホワイトニングをすればいいことになります。これを「タッチアッ プ」と呼びます。
上のグラフはオフィスホワイトニングのみでホワイトニングを行った場合の歯の色の変化を表したものです。
[タッチアップ」の費用および回数・間隔に関しては、各システムによって異なりますので、 ホワイトニング治療を受ける歯科医院で事前に相談しておくとよいでしょう。
一般的に[タッチアップ」の費用は、初めのホワイトニング治療のときより安価に設定されてい ることが多く、回数も初めてホワイトニング治療を受けるときより少なくて済むのが一般的です。
傾向としては、初めてホワイトニングをおこなったときよりもはるかに早く白くなります。通常1 ~2回のタッチアップで、治療終了時の輝く白い歯が蘇ります。
但し、この方法での管理は、毎年毎年オフィスホワイトニングの費用を支払わなくてはならず、経済的に負担が大きい割りには、歯が満足できる白さを保っている期間が短いのが欠点です。
ホームホワイトニングにせよオフィスホワイトニングであれ、適切な術式で行われれば満足の出来る白さを獲得できます。問題はその後です
白い歯になった。当然、この白さを持続させたいという気持ちが起こってくるでしょう。
そのためにはその後のケアが大切です。
毎日、丁寧な歯磨きを行い、その上で歯の表面に付着した僅かな沈着物を除去すると共に歯質を強化する必要があります。
これには当院ではフッ素入りの練り歯磨きや、ホワイトニング後のお手入れに有効な練り歯磨きなどをお勧めしています。
こうなってくると口腔衛生に対する興味が湧いてきます。
デンタルフロス・歯間ブラシ・水流による洗浄器の使用に対して興味を持って勉強するようになります。
また、『タッチアップ』(白さを維持するための追加のホワイトニング)の時期や期間の相談のために定期的に歯科医院を受診するようになります。
これを受けて歯科医院では歯の状態をよく観察して、必要があればPMTC(プロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニングの略。P・M・T・Cは予防歯科学の発達しているスウェーデンのDr.アクセルソン博士によって提唱され、行われている定期クリーニングシステムです。歯科医師、歯科衛生士などの専門家により、さまざまな器具とフッ化物入りペーストを用いて、歯の隅々まで丁寧に清掃します。)等を行い、歯の健康の維持管理に勤めようとします。
こう書くととても大変な事のように思えますが、歯磨き・歯の健康管理は習慣がついてしまえば、きちんとしないと口の中が気持ちが悪いといった状態になります。
特に毎日の歯磨きの習慣は一度身について
しまえば、必ずするようになります。
別に難しい事ではありません。歯科医師・歯科衛生士は毎日普通の日課のように行っている事です。
そうすると、どうなるか?
お口の中の歯垢(歯のよごれ)が
殆どなくなる。
歯垢の無い歯には虫歯が
著しく起こりにくい。
歯と歯茎の境目の歯垢がなくなると、歯周病が著しく起こりにくくなる。
虫歯や歯肉炎が起こっても
歯科医が直ぐに見つ けて、
軽度のうちに治療が済む。
歯の白さは保たれる。
お口の中の健康も保たれる。
いかがですか?
ホワイトニングを行った後、その白さを維持するために、白い歯を見つめながら健康なお口の状態を維持できることになります。
当歯科医院では、患者さんの待ち時間を最小限にするために、原則として予約制を採用しております。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
10:00~13:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
14:30~18:30 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
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