山形屋歯科 坂上医院
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保険歯科治療


◆ はぐきの痛み

 次は原因が『はぐき』にある歯痛について述べてゆきます。
 原因が実際のところ歯にあるのかはぐきにあるのかは、御自分で判断する事は難しいと思いますが、以下の内容を読んで頂けましたら、ある程度の検討はつくようになると思います。

■はぐきが原因でおこるもの

 『はぐき』に原因がある歯痛は『歯周炎(歯槽膿漏)』『咬合性外傷』が挙げられます。
 この2つは、組織的には同じ病態を示す事が多いのですが、原因も治療法も違います。


歯周炎(歯槽膿漏)の症状

 さまざまな程度の鈍痛が特徴的です。
 時期によっては原因となっている歯の周囲がパンパンに腫れあがったり、頬が腫れたりして、基本的には前述の(根尖性)歯周組織炎とよく似た症状が出ます
 熱発する事があるのも、根尖性歯周組織炎の場合と同じです。
 歯周炎の場合には原因が歯の頭の周囲の歯茎にあり、(根尖性)歯周組織炎の場合には原因が歯の根の先端部分付近の深い場所にあると考えて良いと思います。

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●歯周炎(歯槽膿漏)に対する応急処置

 基本的には(根尖性)歯周組織炎に対する応急処置と同じようにすれば良いと言うことになります。
 違いがあるとすれば、痛み止めの薬が(根尖性)歯周組織炎の時よりも効きやすいといった程度です。


咬合性外傷の症状

合性外傷(コウゴウセイガイショウ)とは何とも聞きなれない言葉だと思います。
 しかし、最近はこの咬合性外傷による歯痛がかなり多くなっております。
 昔の歯槽膿漏の分類の中に『負担過重型歯槽膿漏』という言葉がありました。この言葉の方が理解しやすいかもしれませんね。
 咬合性外傷は歯槽膿漏の亜型であると考えても間違いではないと思われます。

 歯槽膿漏はそのほとんどが歯磨きがうまくいっていない時に起こり、咬合性外傷は主に夜寝ている時の『はぎしり』や『かみしめ』、あるいは習慣性の片側噛みが原因となって起こる病気です。
 問題は、この『はぎしり』や『噛み締め』を当の御本人が全く自覚していない事です。
 単に『歯槽膿漏』と言う場合には、歯周炎と咬合性外傷が一緒に起こっている事が多いのも困った事実です。

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単純性歯根膜炎

 『単純性歯根膜炎』という病気があります。
 化膿を伴わない(細菌が関与していない)歯の根の周囲の炎症の事です。
 たとえば、皆さんが誤って机の角に肘をぶっつけたとしましょう。

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 肘には痛みが走り、動かすと痛く、出来れば動かしたくありません。ぶっつけた肘は赤くなって、場合によっては腫れあがります。そして、肘の腫れた場所には熱感がある場合もあります。
 このように、細菌が関与していなくても炎症という状態は起こります。
 これが、歯の根の周囲に起こっている状態を『単純性歯根膜炎』と呼びます。
 この単純性歯根膜炎は、一度だけ私自身で経験した事があります。お弁当を食べている時に、誤ってお箸を前歯で噛んでしまったのです。
 その時の症状といったら、今でも忘れられません。

 お箸を噛んだのは6月でした。以後、咬合痛接触痛温水痛冷水痛痛みの放散とまあ自発痛以外の症状は何でもござれといった状態で、冷たい飲みはもストローを使わないと飲めません。
 とにかく、歯に何らかの刺激が加わると、痛いのです。何回かレントゲンを撮影して、多分、単純性歯根膜炎の程度のひどいものであろうと考え、特別な治療は何も行なわずにそのまま様子をみました。晴れてビールを飲む事が出来たのは、翌年の1月の事でした。
 咬合性外傷は、そのほとんどが『単純性歯根膜炎』を含んでいます。
 その意味では歯槽膿漏とは少しちがった性質のものです。
 さて、前置きが長くなりましたが、この咬合性外傷の症状は、

とにかく原因が見当たらない歯がやたらと痛む。
しかも、『はぐき』ではなく『歯』が痛むような気がするのが特徴です。

 痛くてたまらない!痛い歯がいつも同じ場合と、日によって痛む歯が変わる場合があります。
 ひどい場合には、痛い歯が上下左右の歯に一度に存在して、どの歯にも原因らしきものが見当たらない。
 しかも、毎日痛む歯や程度が違うといった場合もまれではありません。
 歯科医の治療方針も、その状態によりさまざまです。

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基本的には、はぎしりやかみしめ(『はぎしり』のページ参照)の防止、片側噛みの悪習慣を直す、かなりの頻度で合併している顎関節症を治す(『顎関節症のページ』参照)などの治療を行なう必要がある場合が多いのが実態です。

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歯医者にいって痛みを訴えても相手にしてもらえず、あちこちの歯科医院をハシゴしてはレントゲン撮影をして『異常なし』という事で、そのまま返されたり、「様子をみて下さい。」と言われて悲しい思いをして帰宅するといったケースの半数は、この咬合性外傷です。

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でも、ちゃんと治療する方法はありますからご心配なく

●咬合性外傷に対する応急処置

 基本的には、痛み止めの薬が効果を示す事が多いので、夜間に痛みがある時には鎮痛剤を飲んで一時的に痛みを抑える事が出来ると思います。
 あとは、歯医者さんに詳しい説明を聞いて、原因となっている病気を治す事が大切です。

 歯が痛くなったら歯医者に行くしかありません。
 ここに記載した病気以外にも、『三叉神経痛』、『逆行性歯髄炎』などもまれではありますが、急な歯痛の原因になります。
 結局、歯が痛くなる前に歯医者さんに定期的にかよって、検診をしてもらうのが一番という事になりますね。

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